ALGSのルールってどうなってるの?【ポイント計算】

Apex Legendsの競技シーンがYear 6に突入しました。深く考えずに見ているだけでもなかなか楽しいものですが、推しチームがいる人にとっては順位の動向は気になるところ。

ポイント計算の仕組みについて、まとめてみました。勝ち上がりの条件を考えるのが楽しい人向け。

Online Open, Challenger Circuit

最終順位に応じて、以下のポイント(OOポイント:Online Open Points、またはCCポイント:Challenger Circuit Points)が各チームのメンバーに付与されます。

最終順位 決勝 準決勝 準々決勝
1st 500 決勝進出 準決勝進出
2nd 480
3rd 470
4th 460
5th 450
6th 440
7th 430
8th 420
9th 410
10th 400
11th 390 280 170
12th 380 270 160
13th 370 260 150
14th 360 250 140
15th 350 240 130
16th 340 230 120
17th 330 220 110
18th 320 210 100
19th 310 200 90
20th 300 190 80

※優勝チームはSP1またはPQに進出が決定するため、500ポイントは通常ほぼ無意味
※準々決勝より前のラウンドで脱落したチームは0ポイント

チームとしてのポイントは各選手が持っているポイントの合計になります。

大会期間中にロスターの変更があった場合、各選手はそれまで持っていたポイントを新しく所属したチームに引き継ぎます。

4週終了時点で、ポイント上位4チームが次ラウンド進出の権利を追加で得ます。
ただし、ポイント上位4チームに各週の優勝チームが入っている場合、追加の権利は5位以下のチームが繰り上げで獲得します。

Pro League SP1, SP2

各ラウンドは6マッチをプレイして、その合計スコアに応じて順位が決定します。各チームは最終順位に応じて以下のプロリーグポイントを得ます。合計マッチスコアそのものはプロリーグポイントには関わりません。

最終順位 Pro League Series 1-9 Regional Finals (RF)
1st 25 35
2nd 21 29
3rd 18 25
4th 16 22
5th 15 21
6th 14 20
7th 13 18
8th 12 17
9th 11 15
10th 10 14
11th 9 13
12th 8 11
13th 7 10
14th 6 8
15th 5 7
16th 4 6
17th 3 4
18th 2 3
19th 1 1
20th 0 0

※優勝チームはLANに進出が決定するため、35ポイントは通常ほぼ無意味

ボーナスポイント

各ラウンドで1位のチームが2位のチームに50pt以上(50ptも可)差をつけてラウンドを終了した場合、ボーナスでプロリーグポイント1ptを得ます。

マッチポイント形式のRFの勝者が6試合未満で決定した場合でも、1位のチームにボーナスポイントが付く可能性があるため必ず6試合を実施します。

CSポイント

プロリーグ、プレーオフでは各チームのメンバーにCSポイント(チャンピオンシップポイント)も付与されます。このポイントは全地区共通で年間を通じて累積され、SP2終了時点で最終的に上位24チーム~32チーム(※)に札幌で行われるチャンピオンシップへの出場権が与えられます。

(※)チャンピオンシップに出場できるチームは合計40チームです。

  • CSポイント上位チーム
  • 各地区プロリーグSP2優勝チーム(1チーム×4地区=4チーム)
  • 各地区プロリーグSP2 RF優勝チーム(1チーム×4地区=4チーム)
  • 各地区LCQ上位2チーム(2チーム×4地区=8チーム)

CSポイント以外で出場権を得ているチームがあった場合、追加の出場権はポイント上位に繰り上げで付与されるため、上位何チームがCS出場権を得られるかは変動します。24位までは保証、25~32位は各地区の結果待ちになります。例えば、SP2優勝チームがRFも優勝していると1枠増枠となります。

最終順位 Pro League Split 1 Pro League Split 2 Split 1 Playoffs Split 2 Playoffs
158058010001000
2450450900900
3370370840840
4290290780780
5250250720720
6210210680680
7170170640640
8130130600600
99696560560
108080520520
116464480480
124848460460
133232440440
143030420420
152828400400
162626380380
172424360360
182222340340
192020320320
201818300300
211616290290
221414280280
231212270270
241111260260
251010250250
2699240240
2788230230
2877220220
2966210210
3055200200
31190190
32180180
33170170
34160160
35150150
36140140
37130130
38120120
39110110
40100100

見ての通り、プレーオフ進出はCSポイント大量獲得のチャンスになります。

参考:Year 5のボーダーは24位が2,520pt、32位が1,568ptでした。これはチーム全体としてのポイントなので、一人あたりに直すと840~520ptぐらいに相当します。SP1だけでも3位以内、あるいはプレーオフで10位以内に入っていればかなり安心して見られる、ということになるでしょう。

ちなみに1位のAlliance (EMEA)は7,620ptも持っていました。規格外。

タイブレーカー

時にボーダーライン上でドラマを生むタイブレーカーですが、観戦している側がタイブレーカーを正確に理解していることは稀です(YouTubeのコメント欄はしばしば混乱に陥りますね)。直近のOPENではプロリ-グ昇格の最後の1枠がこのタイブレーカーによって決着しました。

DeNeTars > GONZOUNANOYO。実況のあうどーるさんはタイブレーカーをちゃんと覚えていた。さすがだ。
NOEZ FOXX > KoikeGaming。 Year 5 LCQ準決勝での一幕。

規定は複雑なのでこれを覚えていてもすぐにタイブレーカーの結論を出せるようになるわけではないでしょうが、少なくとも何が起きているのかを理解するため、これらの規定を見ていきたいと思います。

公式ルールによると、タイブレーカー(同点時の順位決定処理)は以下のようになっています。

グループステージの同点処理

規定試合数を完了した時点でスコアが同点のチームが2チーム以上いた場合、以下の優先順位で上位になるチームを判定します。

  • 1試合の最高スコア(高い方から差が出るまで全試合を比較)
  • 1試合の最高順位(高い方から差が出るまで全試合を比較)
  • 1試合の最高キル数(高い方から差が出るまで全試合を比較)

3項目で全く差が出なかった場合は(とんでもない確率ですが)、抽選になります。同点決着になることはありません。

プロリーグポイントの同点処理

プロリーグの各スプリット終了時点でプロリーグポイントが同点のチームが2チーム以上いた場合は、以下の優先順位で上位になるチームを判定します。

  • グループステージで獲得した全スコアの合計
  • グループステージで総合1位を獲得した回数
  • グループステージで試合単位の1位を獲得した回数
  • 1回のグループステージで獲得したプロリーグポイント(多い方から差が出るまで全試合を比較)
  • 1試合の最高スコア(高い方から差が出るまで全試合を比較)

5項目で全く差が出なかった場合は(こちらも天文学的確率ですが)、抽選になります。同点決着になることはありません。

CSポイントの同点処理

CSポイントが同点のチームが2チーム以上いた場合は、以下の優先順位で上位になるチームを判定します。

  • SP2プレーオフ(LAN)の最終順位
  • プロリーグSP2の最終順位

この2項目で同点の場合はプロリーグSP2の結果を参照してタイブレーカーを処理することになっています(が、この比較をしなければならないケースはほとんど意味のないケースのみでしょう)。

Online Open, Challenger Circuitの同点処理

Open、CCのタイブレーカーは直近の週の成績(通常は全ての順位が確定したその日の成績)で判定します。

この比較で同点だった場合は、そのOpen(もしくはCC)の通算成績について、グループステージのタイブレーカーと同様の処理を行います。