Split 2 Playoffs(ラスベガス)とLast Chance Qualifierの間、Apex Legendsの大会カレンダーにはもうひとつ大きなイベントが挟まります。それが今年からApex Legendsが初参戦するEsports Nations Cup(ENC)2026です。ALGSと違い、選手が所属クラブではなく自国代表として戦う特殊な大会のため、仕組みを整理しておきます。
Contents
ENCとは
概要
Esports Nations Cup(ENC)は、Esports World Cup Foundation(EWCF)が主催する国別対抗戦です。Apex Legendsは2026年大会が初参戦となり、Finalsは2026年11月26日〜29日、サウジアラビア・リヤドで開催されます。
賞金総額は120万ドルで、上位内訳は以下の通りです。
| 順位 | 賞金 |
|---|---|
| 優勝 | $200,000 |
| 2位 | $120,000 |
| 3位 | $60,000 |
ダイレクト招待20カ国
ALGS Year 6 Championship Pointsに基づき、以下の20カ国・地域がすでにFinals出場を確定させています(2026年7月13日時点、Split 1 Playoffs終了時点の集計)。
| 招待国・地域 | |||
|---|---|---|---|
| アメリカ | ポーランド | 日本 | アルゼンチン |
| 中国 | フランス | オーストラリア | ポルトガル |
| イギリス | ドイツ | カナダ | スウェーデン |
| メキシコ | オーストリア | 台湾 | フィンランド |
| タイ | スペイン | インドネシア | 韓国 |
チーム編成ルール
ENCではクラブではなく国・地域単位でチームを編成します。
- 1チーム3〜4名の選手で構成し、全員が同じ国・地域の代表であること
- 同一チームからはALGS Split 1 Pro Leagueロースターの選手を最大2名まで含められる
- 選手をサポートする非出場コーチ1名を帯同可能
オンライン予選
概要
Finals出場権をかけたオンライン予選は、2026年8月1日〜3日(地域により1〜2日程度前後)に、EMEA・Americas・APAC North・APAC Southの4地域に分かれて実施されます。各地域最大1,280チームが参加し、シングルエリミネーション最大7ラウンドで争われます。シードは各国の上位3選手が持つALGS Year 6 Championship Pointsの合計で決定されます。
進出条件
Finals40チームの内訳は、ALGS Championship Pointsによるダイレクト招待20カ国、オンライン予選を勝ち上がった18カ国、そしてワイルドカード2枠(開催地枠・連帯枠)です。予選勝ち上がり18カ国の地域別内訳は以下の通りです。
| リージョン | 予選からの進出枠 |
|---|---|
| EMEA | 9 |
| Americas | 6 |
| APAC South | 3 |
| APAC North | 0 |
※APAC-Nの枠がないようですが、もともとAPAC-Nは日韓しかなく、どちらもダイレクト招待枠です。
Finals出場枠の内訳
| 区分 | 枠数 |
|---|---|
| ダイレクト招待(ALGS Championship Points) | 20 |
| オンライン予選勝ち上がり | 18 |
| ワイルドカード(開催地枠・連帯枠) | 2 |
APAC North予選(日本代表ロースター決定戦)
概要
日本はALGS Championship Rankingを根拠にすでにFinals出場が確定しています。そのためAPAC North予選は新たな進出枠を争うものではなく、日本代表のロースターを決めるための大会という位置づけになります。
日程
- Day1:8月1日(土)第1〜3ラウンド
- Day2:8月2日(日)残りのラウンド
- Finals:8月3日(月)18:00(現地時間)
日本代表枠はどうやって決まるのか
日本代表の座は、8月1日〜3日のAPAC North予選によって決まります。他地域の予選が「出場権そのもの」を争うのに対し、APAC North予選は実質的な日本代表選考会という位置づけです。
参加資格はオープン、ただし人数制限あり
予選自体はALGS対象国・地域の選手であれば誰でもチームを組んで参加できるオープン参加です。3〜4名で1チームを編成しますが、ここで効いてくるのが「同一チームからALGS Split 1 Pro Leagueロースターの選手は最大2名まで」というENC共通のルールです。
つまり、ALGSで結果を出しているクラブの主力3〜4人がそのままの編成で予選に出ることはできません。強豪クラブの選手同士でも、ENC用にはクラブの枠を超えた混成チームを組む必要が出てくるため、必ずしも「直近の実績1位のクラブがそのまま日本代表になる」とは限らない仕組みになっています。
Finals本戦
概要
2026年11月26日〜29日、リヤドで開催されるオフライン大会です。40の国・地域代表が集結します。
フォーマット
- グループステージ:40チームを10チーム×4グループに分け、各グループでシングルラウンドロビン6試合
- ファイナルステージ:上位20チームによるマッチポイント形式
まとめ
- ENCはApex Legends初参戦の国別対抗戦で、クラブ単位のALGSとは別枠のイベント
- Finals40カ国のうち20カ国はALGS Championship Pointsで確定済み、残り18カ国は8月のオンライン予選、2枠はワイルドカード
- 日本はすでにFinals出場確定、APAC North予選(8/1〜3)は代表ロースターを決める大会
- Finalsは11月26日〜29日にリヤドで開催、賞金総額120万ドル
Split 2 PlayoffsからLast Chance Qualifierまでの間に開催されるENCは、クラブシーンとはまた違ったチーム編成で異なるメタゲームが展開される大会になることが予想されます。見ていて楽しい大会になることを期待しましょう!
